シンウルトラマン感想

シンウルトラマンを見てきました。
いやはやここまでウルトラマンしているとは思いませんでしたよ。



単発映画で新たに作り直すのでとう纏めるのかが気になっていましたが、
ザラブ星人メフィラス星人の2体を上手く使って纏め上げていました。
そのため怪獣もとい禍威獣はその前座扱いだった感じですね。

ザラブ星人はオリジナル同様にせウルトラマンになる事で
人々にウルトラマンが人類の敵であるという認識を植え付けようとする策略を行っていた。
当時とは違いデザインに目立った差はなかった事と戦いが夜間だった事で区別がつきませんでした。
こちらは結構あっさりと終わりましたね。

次のメフィラス星人は子供ではなく政府を相手に交渉して条約を締結させていた。
その条約でウルトラマンと同様の力を得る事ができるベータボックスの提供という地球人にとって良い事。
だけど実態は違っておりそれを使った人類を兵器として扱うという落とし穴が恐ろしい。
こちらも最終的にウルトラマンと戦うものの引き下がるという結末でした。

が、ここでまさかのゾフィーがが登場。
(こちらではゾーフィでしたが)
ゾーフィはウルトラマンが光の星の掟を破った事で代わりにやってきたとなっており、
地球人が宇宙にとって危険な存在と判断されたことで地球ごとほろぼすという衝撃的な展開でしたよ。
そのために持ってきたのがなんとゼットン

まさかこのような形でゼットンが登場するとは思わなかった。
しかも後に書籍に記載された一兆度の火球を放つ仕様。
一兆度は科学考証を無視した盛りまくった数字で実際にやったら地球そのものがえらいことになるはずですが
その辺もきっちり盛り込み地球そのものを消し去るための兵器として見事に再現されており感心しましたよ。

ゼットンが登場したという事はウルトラマンの力を借りずに地球人だけでどうにかするのか?
とは思うものの、天体兵器なのでさすがに無理でこの辺が終盤の盛り上げになっていましたね。
最終的にはウルトラマンとの共同戦線になっていたから完全再現とはなりませんが
作戦の主体は人類なので展開自体は気にならなかったですね。
その後のゾーフィとのやり取りがかつてゼットンに敗れたウルトラマンとのやり取りを再現したモノだったのも影響しているだろう。
さすがに命を二つ持ってきてはいないので救えるのは一人だけ。
それでもよい感じで終わりました。

あとは、当時のBGMはSEが使われていたのが良い感じでした。