獣拳戦隊ゲキレンジャー 修行その49「ズンズン!獣拳は、ずっと… 」

今回でゲキレジャーもいよいよ最終回。
OPが変則で「獣拳には相対する2つの流派があった」と過去形。
この表現がかなり良かった。激獣拳と臨獣拳は一つに戻ったんだなあとしみじみと感じました。

不死身のロンをどうやって倒すのかと思えばそうくるとは。
前回の全臨伝授の力で臨技の眠る場所へ行き、
究極秘伝臨技慟哭丸(どうこくがん)を得てそれで封印するなんて思いにもよらなかった。
しかも、その慟哭丸は元来ロンを封印する為に生まれたとは。
あ、そうそう。次回予告にあったリオ&メレはこのシーンだったのね。
色合いからいって、回想等の幻かとは思っていたものの完全に肯定は出来なかった。
2人は蘇り、(元)臨獣殿で暮らしていくという可能性も捨て切れなかった。
だが、やっぱり幻っだたのね。ホッとしたような悲しいような複雑な気分です。

エピローグでは、ビリヤードの玉にされたり、団子と間違われ食われたり、茶の中にダイブしたりと、ひでぇ扱いだなあ。
バエの言うとおりあんな事されるなんて思わなかったでしょうね。

そして、ジャン、レツ、ランはロンの封印を維持する為に新たな獣拳使いを始める。
これは予想通りでした。エピローグでは3人は獣拳使いの師匠になっているんだろうなあと。
なにせテーマは修行ですから。
今回の話数表記が'最終修行では無いのも、ずっと続いていく事をあらわしているんでしょうね。


最終回を迎えて
ベルトの無い姿にすごい違和感を感じましたが、実際の動きを見ると無くした理由がハッキリし違和感は消し飛びました。
又、悪の戦隊とでも言うべき5毒拳など勢いがあった。
が、勢いがありすぎたのか中盤が失速気味でイマイチな感じがしました。
ですが、後半、ロンが登場したあたりから盛り上がりが出てきました。
そして、激獣拳と臨獣拳の和解。
よくよく考えれば電影版はこの伏線だったのかもしれません。
最後は単純な対立ではなく、対立する事になった全ての元凶と戦うのはかなり良かった。