仮面ライダーディケイド 第19話「終わる旅」

各流派が持つ宝は「音撃道」の文字。
これは各流派が対立する事を見越して用意していた感じだ。
完全に対立しきっている師匠とそれをよく思わない弟子という構図も見越しているようにも感じられた。
その中心にいたのがアスム。
伝説の魔化魍牛鬼を前に力を合わせる事の重要性に気が付いたという事か。
けど、結局牛鬼を倒したのは響鬼を受け継いだアスムだけ。
力を合わせて倒したのはその直後に現れたバケガニ。
これは逆にしていた方が良かったかも。

それと、大樹がかっこよすぎるぞ。士のセリフも見事に奪っているし。

今回で9つの世界を巡る旅も終わりついに元の世界に戻るのか。
さて、これからが「本番」かな?


9つの世界はクウガからキバ、平成ライダーシリーズの世界を描いたわけですが、
完遂してみるとオリジナルでは出来なかった事をやっていたようにも感じられました。
とりわけ最後の響鬼世界ははせれが顕著でした。
楽器を武器にした事を有効活用した合奏や
魔化魍を倒す事に固執する余り自らが魔化魍になってしまう事による「鬼」になる事が持つ意味。
これらが描けてこそ響鬼世界。