ムービー大戦2010見に行きました。

仮面ライダー×仮面ライダー ダブル&ディケド ムービー大戦見に行きました。
ネタバレを含んでいるのでご注意ください。

今回はディケイド完結編→ビギンズナイト→ムービー大戦というややこしい構造になっており、
どのシーンがどこだったのかハッキリと覚えにくかった。
そのせいもあってちょっとおかしな部分があるかもしれません。

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ディケイド完結編

破壊者として次々とライダー達を倒しカードにされているさまは圧巻。
特にJは巨大化したその力で追詰めるさまはさすがはJだなと。
でもそんなJも倒されてしまう。
全てのライダーが倒された事でディケイドを止められる唯一の人物である夏海が遂に変身。
ディケイドとどんな戦いを繰り広げるのかと思えばディケイドは抵抗せずに倒される道を選ぶ。
まさかこんな事になるとは。

今回でディケイドの謎が明らかに。
ディケイドは世界の破壊者である理由。それは本来存在しない者だったから?
どのライダーにも物語りは存在する。だけどディケイドにはそれが無い。
それが他の世界への歪みをもたらすという事が。
だけど、夏海はその事実を受け入れられなかった。
ディケイドの士の存在を証明するものがあれば。という事で出てきたのが夏海が撮った写真。
最初の方にあったアレがこんな伏線になるとはね。
夏海だけではなく、友であった事を捨てる事の出来なかったユウスケ、
忘れたくても忘れられない大樹も手伝って士は蘇る。
この話の流れはなんとなく電王っぽかったな。

さらに、ディケドが一度倒された事で全てのライダーの世界は蘇り、平成ライダー全員集合。
コンプリートフォームの力で(1名を除いて)全員が最終フォームになったりと豪華絢爛。
ネオ生命体が生み出したドラスを倒すものの、今度はネオ生命体自体が攻撃を仕掛けてくる。
という所で終わりムービー大戦に続きます。

しかし、色々すっ飛ばしているような気がしてならない。
ところで、宣伝であったところでもう一人の士って?


ビギンズナイト

風都で起こる怪事件。それは死んだ親族が蘇り目の前に現れるという怪奇現象。
調査を進める翔太郎の前に現れたのは死者を操るデスドーパンド。
其の力で死んだはずの鳴海壮吉が現れスカルに変身
これにはさすがの翔太郎も動揺して対応できなかったか。

その後フィリップによって語られる始まりの夜ビギンズナイト。
それによるとその時点で既に壮吉はスカルへの変身能力を持っていたのか。
ということはガイアメモリは相当前から流通していたという事になる。
しかもビギンズナイトの舞台となった場所ではフィリップがガイアメモリを作っていた。
という事はガイアメモリとフィリップは密接な関係があると言う事かな?
ダブルドライバがどんな機能を備えているのかも瞬時にして理解していたし。
ビギンズナイトのシーンで登場したのがスカルと並ぶ(今の所)劇場限定フォームのファングフォーム。
こっちは通常とは異なりフィリップが中心となるので、
翔太郎が何らかの理由で戦えない状態の時の為の緊急用のメモリだと思っていたのでコレは意外だった。

調査再開という事で容疑者として挙がったのは、依頼人の姉の墓にいた神父。
言動からしてなんか怪しいとは思っていましたが、案の定コイツが犯人だったか。
ガイアメモリの力で再びスカルが現れる。しかし、立ち直った翔太郎には通用しなかった。
けっかその力はデスドーパンドではなくあらゆるモノの姿を模す事ができるダミードーパンドだった。
コレには意表を疲れた。同じイニシャルを持つ別種のメモリがあるからこそ出来る手法だ。
正体を見破られたものの、タブー、ナスカ、クレイドールが協力しに来たものの、当のダミードーパンドは逃亡。
さすがにコレはないよなあ。折角協力しに来てくれたのに。

逃げるダミードーパンドを追いかける。
という所で終わりムービー大戦に続きます。



ムービー大戦

2つの物語が1つになり起こる大戦。
ネオ生命体の攻撃から必至に逃げるディケイドと、
ダミードーパンドを追いかけるダブルが同じ場所にやってくる。
やっている事はかなり無茶な事なのに何故か違和感を感じない。
お互いの事を知っているという事は夏の映画とも関わりがあるという事かな?
まあこの辺は深く考えない方がよさそうだ。

状況が状況だけに邪魔な敵クライシス要塞を沈めるものの、
ネオ生命体はダミードーパンドと融合しアルティメットDとなり2人に立ちはだかる。

ディケイドはダブルにファイナルフォームライドを使い
ダブルをサイクロンサイクロンとジョーカージョーカーに分ける。
これが出来るという事は、ヒートヒート、ルナルナ、メタルメタル、トリガートリガーも可能なのかな?

アルティメットDが倒された事でスーパーショッカーも崩壊し、死神博士の体から出てきたのは死神博士のガイアメモリ。
これにはやられた。まさかそんな理由だったとは。
ビギンズナイトの1シーンでは栄次郎と硫兵衛が仲良くしているシーンはこの伏線だったという事か。

戦いが終わった後、ディケイド完結編でさりげなく登場したスカルのカードがここで意味を成す。
そのカードを翔太郎が手にした時、別の世界の仮面ライダースカルが現れる。
そして、翔太郎に帽子が似合っているという。
1人前として認められる前に1人前に成らざるを得なかった翔太郎にとってこれ以上にないプレゼントだな。
残念ながらドライバーが無いのでコレ以上の効果は望めないけどね。



総じて
ディケイド完結編は正直言ってあまり面白くはありませんでした。
というのもTVでやっていた予告編の意味が全く無いとうのはどうゆうこっちゃ。
完結編という意味合いでは夏の映画の方がしっくり来る感じでした。

反面、ビギンズナイトのデキはかなり良かった。
最大の売りであった本当の始まりの部分は少なかったものの、2人で1人になる理由がハッキリしていた。
けど、ダブルドライバーの出所という重要な謎が出てきてしまった。
まあこれはTVの方でいずれ明らかになるでしょうね。
そして、最後の最後で新ライダーアクセルに変身する人らしき人物が登場したのは良い宣伝だった。

しかし、コレDVDで出す時どうするんだろう?
それぞれが独立しているんじゃなくて複雑に絡み合っているから全部纏めないと