侍戦隊シンケンジャー 第四十七幕 「絆」

果てぬ戦いをする丈瑠と十臓。
その決着の鍵となったのが千明、ことは、茉子。
彼らがやってくる直前、丈瑠からは奇妙なオーラが上がっていたけどあれは外道に堕ちる寸前だったという事かな?
それを阻止できたのは純粋に心配する千明らがいたからなんだろうなあ。

けど十臓はなおも戦い続けようとするけど、自分の足に刺さった裏正が動かなくなる。
そんな時十臓は裏正に封じ込められている己の家族を垣間見る。
これは一体どうゆう事なのだろう?
アレは十臓の中に僅かな残っていた人としての心が見せた幻という事なのだろうか?

一人残った流之介に語りかける黒子。その正体は舵木折神の時にあった一人の男性。
彼はやはり志葉家に使える黒子の一人だったか。
そんな彼は流之介にかつて自分に告げた流之介自身の心を思いこさせる。
それは「丈瑠なら命を預けられる」という気持ち。
その気持ちを思い出した流之介はようやっと動き出す。
うん。やっぱそうこなくっちゃ。
彼は「志葉家当主」という肩書きに仕えたのではなく丈瑠に仕えたんだから。

千明、ことは、茉子らはいままで丈瑠と共に暮らし、共に戦ってきた事は本物というけど
丈瑠は嘘をついていた事も本当だという。
まあ理由はどうであれ丈瑠は嘘をつき続けていたからね。
それでも流之介も千明もことはも茉子も自分達と共にすごした時間は本物だという。
身分など関係の無い人と人の繋がり。これは正に絆と呼べるモノだ。

そんな状況を知った丹波の爺さんは怒り心頭だけど、
薫は自分が出てきた事で皆の心をいたずらにかき乱してしまっている事を悩む。
さすがに悩みますか。まあここで薫までもが丹波と同じ感情になったら当主の器じゃあないからね。

十臓がついに滅した事で何かを決意する太夫。その決意は未練を手放す事だった。
まさかそんな事だったとは。捨てきれぬ未練を茉子が救うと思っていたのに。
なんせ茉子は困っている人を救いたいという感情が強いからね。

しかし、その開放された未練が影響してドウコク完全復活。
こんどは水切れも起こさない。いよいよ最終決戦の時か。