仮面ライダーW 第二十話「Iが止まらない/仮面ライダーの流儀」

照井が氷のドーパンドに対して異常なまでに憎む理由。
それがダブリュー(W)のガイアメモリを持つドーパンドにより家族が氷付けにされ殺された事。
とどのつまり復讐か。これはまた直情的な理由だな。
とはいえ、変身している状態で人間を直接狙うのはさすがに問題あるぞ。
翔太郎が止めに入らなきゃどっちが悪人なのやら。
けど、それはガイアメモリを持つものがその力をどう使うのかが出ていると言っていい。
すなわちガイアメモリが悪いのではなくソレを使って悪事を働く人が悪いという事。
これは翔太郎が言う「罪を憎んで人を憎まず」という言い分に合う状況。

翔太郎は真起子が犯人だとは思えないと言う事で独自に捜索。
その結果真犯人が判明。
真犯人は真起子ではなく、その息子清が真犯人。まあありがちな展開だから検討は付いていたけどね。
母親としては息子を助けたかったんでしょうけど、当の息子は救いようの無い性格だ。
でも、むかついたとか、ちょっとぶつかったからとかで簡単に人を殺してしまうのは実社会が抱えている問題にも見えました。
実社会でも些細な理由で人を殺す人がいるからね。

翔太郎により頭を冷やす事が出来た照井は今度こそ氷のドーパンドを倒す。
ドーパンドになっていた清も殺さずに逮捕。
ここで清に復讐の刃を振るう事は無いと分かっていてもちょっと緊張したわ。
清は無事逮捕できたけど、彼が持っていたのはアイスエイジ(I)でWではなかった。
しかもガイアメモリを手に入れたのは1週間前で1年前じゃあなかった。

では誰が・・・
その正体はミュージアムの者でも恐れる存在だった。
こやつは一体何者なのだろうか?
それと、Wは仮面ライダーダブルとは全く関係ないようだ。
どうやらウェザーらしい。ウェザーすなわち天気。という事は天候を操る能力という事でいいのか?
彼は敵なのか?それとも味方なのか?いや、少なくとも味方ではないだろう。