TVアニメ「あそびにいくヨ!」の問題点その2

前回は1巻相当でしたので今回は2巻相当となります。
2巻相当でもかなりの量がハブられてマトモにやったのは中野での買い物くらいです。
そのくせアニオリはムダに多い。
詳細は以下の通り。


3話
冒頭の交渉シーン以外はアニオリ。

交渉時のキャーティアは全員がスクール水着ではなく半分だけで残りはメイド服だった。
(クーネ、メルウィン、デュレルが水着でエリス、チャイカがメイド服)
さらに本来は交渉の後すぐに普段のスキンスーツに戻るはずが無駄に引き伸ばし。
その為、建物を出る際に殺到したマスコミ群の追跡を(アシストロイドの機能で)振り切るシーンが無くなる。

アオイは能力のせいで親に捨てられたと言っていたが、
能力そのものに関しては母親から「その能力を世の為人の為に使え」と言われている。
尚、捨てられたと言っても特別な施設に入れられた形です。
(これに関しては後にさらに深い理由があった事が明らかになる)


4~5話
アオイの過去夢が無い。
この過去夢でアオイの過去の一端(上記の施設に入れられているという話)が分かる重要なシーンである。

エリスが東京に向かった理由の一つであるデモンストレーションが語られなかった。
因みに何のデモンストレーションかといいますと「自分たちが友好的で害意の無い存在」だということをアピールする事。
目的としてはこっちの方が大きい。買い物は調査班から依頼されただけ。

騎央達を乗せた電車を追いかける為にアオイが近くでナンパ男を回し蹴りで気絶させてバイクをかっぱらうシーンが無い。
(尚、気絶させられたナンパ男は気絶する寸前にアオイのパンツを見ている)

騎央とエリスを誘拐した犯人の特定はアオイが所属していた入国管理局から得たものでジャックから教えられたのではない。
そもそも日本国内で起きた誘拐事件にCIAの人間が関わるのはおかしな話
(アントニアはアメリカ国籍ではない)

エリスがうにゃーくん(アントニア)と遊んでいる最中、騎央はエリスと遊んでいる姿を見て
アントニアが心の底から楽しんでいる事に気が付いていたシーンが無い。
エリスも騎央もこの時点でアントニアが悪い人でない事に気がついている。

アオイと真奈美が騎央とエリスのいるアンドローラー号を襲撃している最中、エリスが発情期本格突入してしまったシーンが無い。
この時さすがの騎央も理性が飛んでエリスに襲い掛かっている。
(が、キャーティアは地球人よりも体重が軽いという事を知らなかったので勢い余ってベッドから落ちて気絶する)

アシストロイドと犬側アシストロイド(通称犬ロイド)の遭遇時と戦闘終了時のみになっている。
ココは映像化する事自体に意味があったはず。
というのもどちらのアシストロイドもぬいぐるみ体型の為ガチバトルをしていても見た目とのギャップが激しいから。

騎央がエリスのスーツを着る事となった過程が無い。
過程の無くした事でどうして騎央がエリスのスーツを着ているのがが分からなくなっている。
因みに過程の概略はこう。
騎「スーツのセンサーを誤魔化せば使える様になるんじゃないの?」
エ「スーツそのものがセンサーなので誤魔化すのは無理です。本当に中身が変われば別でしょうけど」
騎(赤くなりながら)「じゃあ僕が着けたら、それ、使える?」
エ「ああ、その方法がありました。すぐに着替えましょう!」
騎「え?あ、あのいいの?」

アントニアと騎央のやり取りが騎央がアントニアの事を罵倒するのに変わっている。
本来は流れはこう。
真奈美と摩耶が戦おうとしたのをアントニアと騎央が止める。
アントニアは己の過ちを認めていて騎央とエリスに今回の件に対して謝罪をする。
エリスはアントニアに悪意が無い事に気が付いており今回の事を許した。

気絶中のアオイを騎央の元まで運んだ謎のチャイナドレス姿のねこみみ少女の登場が無い。
このねこみみ少女は後の展開にも関係しているのでココで出さないと問題が起きる。
とりわけ「いずれ正式に挨拶に伺うと」言っている事は重要。


6話(一応2巻と3巻相当)
中間にあったアオイと真奈美の会話は3巻の冒頭部分。
アオイは真奈美に戦い方を教えるとは言っていない。
むしろアオイが料理をした事も無く少女漫画を呼んだ事が無いというので「教えてあげる貸してあげる」と言っている。

締めのエリスが発情期抑制剤を飲まなければならなくなったシーンは2巻のエピローグ部。
残りは全部アニオリ。