TVアニメ「あそびにいくヨ!」の問題点その5

ようやっと最終話までとなりました。
最後になってもムダに多いアニオリ。
それに加えて意味も無く4巻と6巻の内容をごちゃ混ぜにして
挙句の果てに真奈美を過剰に持ち上げて滅茶苦茶にしています。



軌道エレベータの話は本来6巻での話で今回の話とは全く関係が無い。
クリスマスの時期も6巻での時期である。
そして、10話の前半は殆どがアニオリ。さらに言えば11話、12話も半分弱がアニオリ。

騎央付きアシストロイド定やんがいつの間にかいるせいで渡されるシーンが無い。
又、その後にある定やんの活躍全般も無い。(詳細は後述)

嘉和家が攻撃を受けてクーネが眠らされた後、ジェンスが恥ずかしいコスプレ変装をしての犯行声明を行う立体映像が無い。
尚、騎央達はこの勝利宣言を速攻で無視して作戦会議を始めています。
怒鳴ってどうにか相手をしてもらえましたが完全に呆れられてしまいました。
又、アオイは(冷たい視線での)反撃宣言も行っていた。

ジェンスら犬の人に裏から支配されているアメリカがキャーティアシップ暴走を公表し撃墜するというニュースのシーンが無い。
ココで騎央は一方的なやり口に怒りを募らすのと同時に冷静な判断を行う重要なシーンである。

ニュースを見ている最中にアントニア一行がやってきて嘉手納基地を襲撃するなら協力すると申し出たが
騎央はそれこそ相手の望みところになるので何が何でも自分達の手でやるべきだと進言しています。
又、マスコミに来られても困るので情報をシャットダウンして散々憶測だけを一人歩きさせておいた方が
事件を無事解決させた時のインパクトが大きいとも言う。

糸嘉州先生の扱いが全然違う。
本来なら自分の知り得た情報を伝えるべきかをBCと教師の狭間で悩んだ悩んだ末、教師を選び貴重な情報を伝えている。
その情報とは「どんなに条件が良くてもアメリカからロケットを手に入れるな」というもの。

いちかから母船でしようされた時間停止護符の解除護符を貰う条件なんて無い。
(フィギュアの造形に関しては宣伝の一環として既に容認済み)
又、一緒に行けないと言ったのは建前で本音は本当に信頼しあって付き合える相手かを見極める為である。

定やんの潜入調査を行ったシーンとその成果、対策全般が無い。
成果とは騎央達の行動が世界規模で監視されていてロシアに向かっている事も知られているという事。
その監視体制はどんな方法を取っているのか聞いた騎央が対策案を提示して採用されている。
対策案は入力情報が最初から間違っていたらというモノ。
方法として世界各国の新聞社のFAXに協力者を募集する旨を伝える事。
さらに目立つ場所でアシストロイドがエンジン募集中のプラカードを見せるという事を行う事。

真奈美が騎央にアオイの事をどう思っているのか問いただした時、騎央はアオイが自分に好意を抱いている事に気がついている。
その事に悩んでいる時、摩耶が恋の悩みである事を見透かし相談相手になっている。
この時選ばずに両方ともという選択肢もあると提示した上で的確なアドバイスを行っていた。
摩耶からアドバイスを受けた後、騎央は自分の気持ちをアオイに伝えようとしていた。
ただ、緊張のあまり自分が出した答えは言えてない。それでもアオイは騎央の答えに満足していた。
真奈美はこの結果を聞く前後でアオイに対して余計なお世話をした事を謝っている。

騎央達が滞在している基地の襲撃なんて無い
正確には最初からロシア軍がやってきている。それも宇宙船の製造が完了した後どころか発進直前である。
これらが変えられた影響で宇宙船の製造が一瞬で済ましている。
本来なら騎央は設計図を一生懸命覚えてブロック単位で宇宙船のパーツを作り上げそれを数日かけている。

ロシア軍の攻撃を阻止したのはアシストロイド達だけ。
攻撃がペイント弾なのは同じだか攻撃した後アシストロイドは白旗を揚げている。
ロシア軍もソレを受け入れて攻撃を中止している。
(どうやら全員猫好きだったようである)

発射時、アオイと真奈美は既に仲直りしていたのでケンカなんてしていない。
というより真奈美は万が一の時の為の残りチームなので宇宙船には乗っていない。

無論エリスに八つ当たりなんてしていない。
真奈美の言った言葉は全部合宿の時にアオイがエリスに対して言ったセリフ。

真奈美は宇宙船に乗っていない以上騎央とキスもしていないし宇宙での戦いもしていない。
後騎央のいる所で着替えなんてしていません。
騎央はロケット打ち上げの際の加速Gで気絶してしまい、その間にアオイは着替えていた。
正確にはエリスから予備のスーツを貰った。

ジェンスの乗っていたのは船じゃなくてデブリ発射基地の中に隠されていたゴリラ型メカ。
このゴリラ型メカを起動させる為に基地を分解させているのでデブリ発射基地の落下なんて無い。

エピローグとしてあった問題解決後の記者会見が無くなっている。
コレによりキャーティアとの外交を妨害する宇宙人が地球に潜んでいる事が公になる話が無くなった。

EUがこの状況を歓迎するという声明も発表している。
又、この予想以上に早い解決と第2の宇宙人登場はマスコミと世間の注目を受けてキャーティアを危険視する声は自然消滅した。

以上全話の問題点でした。
後、総括編を書こうと思います。
コレは多分来年になるかと。