仮面ライダーオーズ 第44話 「全員集合と完全復活と君の欲」

ストーリー

突如現れたアンクに驚くカザリ、ガメル、メズール。
アンクはコアメダルを破壊する力をもったオーズの事を話し共闘を持ちかける。
メズールはその話に乗るがリーダー格を勤めていたカザリは気に入らずアンクと戦う。
これにカザリに恨みのあるウヴァも加わる事でカザリが持っていたウヴァのメダルがウヴァに戻る。
尚を戦いが続けられようとするがメズールが仲裁しようやっと止まる。
だがカザリはあきらめておらずガメルにある事を吹き込んでおいた。

後藤や比奈が映司のグリード化を防ぐ方法は無いかと思案しているとそこに鴻上会長から連絡が入る。
会長が指定した地下保管庫にやってくる3人。
そこで映司のグリード化を防ぐ方法は映司が欲望を持つ事だと言う。
それを実行すべく3人は遊びまくる。
だがどれも映司が欲望を持つことにはならなかった。

そんな3人の前にグリード達が立ちはだかる。
映司と後藤は変身して戦うが思うように行かない。
そればかりがアンクの攻撃でオーズの変身が解けてしまう。
アンクは外れたメダルを回収しようとするが比奈がメダルを回収し阻止。
比奈を攻撃しようとするアンクだが映司が体当たりで阻止。
カザリに吹き込まれたガメルが変身の邪魔をしカザリはついに残る3つのメダルを得て完全体となる。
完全体のパワーに映司も後藤も圧倒されるが後藤が決死の攻撃をしそのスキに
カザリの体の中にあるライオンメダルを破壊する。

どうにかその場から逃走したカザリは真木に助けを求めるが
真木はグリードに変身しカザリの持っていたメダルを砕けたライオンメダルを除いて全て奪う。
後に街中をさ迷うがついに体を維持できずにセルメダルに戻ってしまう。
そしてライオンメダルも砕け散る。


感想

いよいよ最終章の始まり。
最初の相手は完全体カザリ。
予告で完全体になるのが分かっているのにも拘らず中々ならにのがもどかしかったわ。
それでようやっとなり圧倒したと思えばあっさりと敗北。
もうちょっと完全体の強さを披露して欲しかった。

けど、完全に倒されるのではなくコアが1枚破壊された事で敗退し、
そこを完全にグリード化した真木にコアを奪われる形で終わるのは意外。
そうなる前に体を保てなくなりメダルに戻り残ったメダルが真木に回収されると思っていましたから。

にしても、コアメダルが持つグリードの意思というのはどうなっているんだろう?
アンクはコアを3枚破壊された事で体を取り戻したものの維持できずに腕だけになり、
ウヴァは1枚だけで体を再生できて、カザリは1枚破壊されたら存在を維持できなかった。
基準がよー分からん。
この辺を自分なりに纏めるとこうなりました。

グリードの意識は9枚のうち何れかの1枚にある。
どれになるかは本人の意思で自由選べる。
又、状況によって意思を宿すメダルを自由に変えられる。

恐らくこんな感じなんでしょうね。
そうすれば800年前残ったアンクの胴体が活動停止していた事も説明できますし
ウヴァが1枚だけになっても意識が残っていた事にも説明がつきます。
カザリは真木にメダルを奪われたので残ったメダルに意識を持たせたけど
亀裂の入ったメダルを維持する事も叶わず砕けてしまい意識が消滅したのでしょう。

ま、一番いいのはこの辺を設定なり、作中の描写で明らかにさせておく事なんですけどね。
これは所詮個人的な憶測に過ぎませんから。


それはそうと、今回も鴻上会長の登場はタイミング良過ぎですよ。
今回もタイミングを待っていたようにしか思えません。