仮面ライダーウィザード 第53話 「終わらない物語」

感想

思いのほか入れ込んだ話でした。
単なるメタネタを使っただけではなく「仮面ライダーは元怪人」や
「俺(仮面ライダー)たちは正義のために戦うのではなく人間の自由のために戦う」といったセリフを入れるとはね。
これらは仮面ライダーの基本原理(とりわけ前者は)でありとっても重要な事。
戦いもかなりハデで集合系としては申し分なかった。

鎧武が再び呼ばれた時のやり取りは映画での先行出演のに似ている。
この特別編をやるから映画では出さなかったのか?
それとも映画で出すには世界観的に違和感ありすぎるからこの特別編でやったのか?
果たしてどっちだろうか?

最後は全員が最終形態になりましたが、オーズとクウガだけは映画で登場したSタトバとRアルティメットだったのは何故だろう?
オーズは最初の空中戦でプトティラ使っちゃったからのが理由なんでしょうけど、空中戦をタジャドルにしておけば使えたはず。
クウガに至っては・・・謎です。

結局士はオリジナルなのか別人なのか分からなかった。
最後はオーロラを使って帰っていった事からしてオリジナルと見ていんだろうか?
それと、アマダムは良い表情するなあ。
「倒せるつもりか」と言った時の表情(特に口)がイカしすぎる。



最終回を迎えて
今回は悪くは無かったです。
(まあフォーゼが酷すぎただけかもしれませんが)
が、ゲスト中心の話のせいか物語全体が動き出すのがどうしても遅いのが難点なんですよねえ。

又、2話で1エピソードという構成柄前半では必ず敵を逃がす事になってしまう。
その逃がしてしまう原因が能力を出し惜しみしてしているというケースが散見されました。
能力、特に形態に関しては限定させたほうが良かったかも。
例えば各ドラゴン形態は各スタイルの形態からなる時間制限ありの強化形態にし、
インフィイティは常時使えるわけではなく晴人の特定の精神状態にならないと使えないとか
これはをやるとクウガに似てしまうけどウィザードの形態自体がクウガに酷似しているので問題は無い。
それに、クウガは13年前の作品だから問題無し。