仮面ライダー鎧武 サッカー大決戦

仮面ライダー鎧武 サッカー大決戦の感想です。
ネタバレありなのでご注意ください

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まず、TVシリーズとはパラレルと思いきや思いっきりつながっていました。
正確にはTVシリーズの世界からパラレルワールドに行く。
その事もあって導入部は結構自然に入り込めます。

サッカーで決着をつけるという世界観はかなりぶっとんでしますが
そのきっかけとなったのが紘汰がラピスにサッカーについて語ったためという経過が
あったので「ああなるほど」と思いました。

とまあ一見すると結構平和的な話に思いきや思いっきりハードな展開でしたよ。
チームバロンのペコが変身した黒影・真がロックシードに飲み込まれ消えるのを始め
次々と同じことが起きるのは怖かった。
この事をきかっけに
凰蓮が率いる部隊(一体どこから来たのかが謎)と
ユグドラシルがトルーパー部隊の戦いはよもや別作品と言っていい程。

それが終わった後は事の真相がわかるのですが
ここでサガラがラピスにハッキリと蛇と呼ばれたには驚きました。

決戦は紘汰とコウガネとの戦い。
二人は馬に乗って戦うのでライダーとしてはかなり新鮮な感じ。
それでいて戦いも馬を走らせながら攻撃しあうという戦極じゃなくて戦国を思わせる戦いでしたよ。
けどずっとそれが続くわけではなく最後はやはりサッカー。
紘汰以外はそれまでの戦いのおかげで解放されたという事で復帰。
でもシドと戦極だけはいなかったんだよなあ。
まあ2人除くと丁度11人になるという事とこの2人が紘汰と肩を並べるのは変というのが理由なんですけどね。
確かにそうですけどこうもナチュラルにハブられるとは。

でもそれ以上に問題なのが1件あるんですよね。
黄金のリンゴライダーになるコウガネに対する白銀のリンゴライダーになるラピス。
ラピスはここでようやっと冠に変身するのですが、速攻で自分からボールになる。
つまり出番は並んでいる時だけ。
これに対しては思わず声をあげそうになりましたよ。

決着がついた後は紘汰が元の世界に戻ってきたので
これで無事TVシリーズが続けられる。

しかしまあ仮面ライダーとサッカーって結構合うんじゃねって思ってしまう内容でした。
なにしろ仮面ライダーの必殺技と言えばキックなので足を使うサッカーとは相性がイイ。
これでストーリーさえしっかり作れば問題無し。