烈車戦隊トッキュウジャー 第47話 「輝いているもの」

感想

戻ってきたトカッチが言いた言葉「5人で助け合う」はライトが決めた決まり。
決めた本人がそれを守らず、仲間がそれを忠実に守るという流れは見事なものです。

だが烈車はいまだ闇に飲まれたままだったけど
そこから脱出するのが星祭りの灯篭の灯りというのがまたイイ。
それも階段の両端に並べてあるのが線路になるというのもね。
ただ、その後巨獣と化したキャッスルターミナルが簡単に破壊されたのが少々あっけなさすぎた。
これは決着を等身大でつけたかったからこうしたのでしょう。

この等身大での戦いは相手が3人いる事もあって分散されてはいましたが
後にネロとモルクは自分達をゼットの為に差し出すあたりが悪役とは思えない行動。
しかもゼット自身はそれをあまり良しとしてないばかりか2人をキラキラしていると称する。
グリッタの時と言い、シュバルツの時と言いゼットの配下は
なにげにゼットが求めるものを持っているというのは皮肉なものだ。

ネロとモルクの力添えで一度は圧倒するものの、
トッキュウジャー側も似たような事をするのは上手いやり方。
しかもやっている事は同じで思いも同じというのはあまり見ないやり方。
通常なら悪役の方がボスが自分の為に~やるモノですからね。

けどそれでもゼットを倒し切れないというのは全くの予想外。
そういった意味ではゼットはかなり強い方だな。
この状況を救ったのが無事だったグリッタ。
描写が無かったので生きている可能性はあったものの、
ここで決着をつけるカギとなるとは思わなかった。

戦いが終わってライト達は大人のまま、だったけど
家族との思いで子供に戻れたのは感動しましたよ。




最終回を迎えて
スーパー戦隊としては初の鉄道モチーフ。
話も単純にシャドーを倒せばいいだけじゃあなかなkったので結構読めなかった。
シャドー側も結構バラバラだっただけにどうなるのかが読めなかった。
その為結構楽しめました。

ただ、グリッタは当初23話で退場する予定だったので
もしその流れが変わらなければどうなったのかが気になります。
ストーリーにかなり食い込んでいるだけにどうなった事やら。
モルクも年末で退場予定だったそうですけど、こっちはあんま影響しないから気にならない。