仮面ライダー×仮面ライダー movie大戦core感想

Movie大戦Core見てきましたので感想を書きます。
例によってネタバレを含むので未視聴者はお気をつけください。


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ダブル編
今回はダブルの出番は殆ど無し。
というのもスカルの誕生秘話がメインだったからです。

照井と亜樹子の結婚当日、風都に現れた怪物。
翔太郎&フィリップはダブルに変身して戦うものの、相手はドーパンドではなくてヤミーだった。
この辺は特別編などでやっていた事もあってあまり驚きませんでした。
ヤミーが記憶を読み取る能力を持つガイアメモリ「メモリーメモリ」を持っている事もね。
そのメモリーメモリの力で亜樹子は父荘吉の過去を知る。
こんな形でスカル誕生の話をやるとはね。

事は10年前。とつまりガイアメモリの流通が起きた頃。
荘吉は相棒と共に探偵をやっていた。歌手であるメリッサからボディガードを依頼されたのが切っ掛け。
このメリッサを脅していたのがスパイダードーパンド。
ウワサには聞いていましたが本当にスパイダードーパンドだったとは。
思えばダブルではライダーシリーズ恒例とでも言うべきクモ怪人が未登場でしたっけ。
今回はクモだったのはソレを上手く利用したという事かな?
それだけじゃなくてコウモリ怪人バットドーパンドも登場と。

スパイダードーパンドの能力は特殊なクモを人の体の中に埋め込んで、
自分に好意を持ってくれる人が触れるとクモがその人に取り付いて爆発。
で、そのスパイダードーパンドは一体誰だったのかというと、なんと荘吉の相棒。
これが元で荘吉への変身を決断。
やった事が事だけに荘吉も許せなかったという事か。自分の決断が遅れた事も。

決意の変身の後のアクションは逸品でした。
敵に対する情け容赦なさも決意の表れがよく出ていました。
そして、スパイダードーパンドとなった相棒への手向け。
荘吉は自分の犯した過ち(罪)があったからこそあのセリフが生きています。

ただ、何故スパイダーメモリに限りメモリが壊れても効果が残ったんだろう?それが疑問だ。
それに、あのクモ爆弾は触れなければ効果を発揮しないんだから
電話とか手紙とかで会えなくなった事を伝えれば良いんじゃないのかな?
荘吉が亜樹子に合わない理由としてはちょいと中途半端だなあ。


オーズ編
鴻上ファウンデーションによって蘇った戦国武将織田信長
現代に信長は記憶が曖昧なまま映司の元にいる反面、かつで自分を裏切った一族の末裔を次々を殺害。
一体どうやって末裔を見つけ出したんだろう?

同時に現代の知識を次々と吸収して遂には一つの会社を乗っ取ってしまう。
さらには鴻上ファウンデーションまでも手に入れようとする。
この行動には鴻上も絶賛。コイツは一体何を考えているのだろう?
自分の企業が買収されそうになったのにそれを平然とできるなんて。
それだけじゃなくバースのベルトまでも渡す。もしかしてこれこそが狙いだったのかな?
からしてバースを使いこなすには強い欲望が必要なみたいな感じでしたし。
又、現代社会に馴染み登りつめると同時に映司との関係が薄れていくのも並外れた欲の持ち主という感じが良く出ていました。

今回登場したプテラノドンヤミー、ウヴァ達の反応からしてどうやら6体目のグリードがいるようだ。
さらにダブル編で登場したヤミーとよく似ている。
どうやら6体目グリード(恐竜系?)は欲と関係した物からヤミーを生み出し、同型が2種いるという形みたいです。

真木らしき人物にみっつのコアメダルらしき物を植えつけられて自分を制御できなくなる。
アイツがコアメダルを持っていたという事は真木はグリードなのだろうか?それともただ単に持っていただけなのか?
暴走した信長は映司に自分を倒すように頼む。コレがオーズとなって初めて人間と戦う事だけに躊躇いましたか。
アンクの説得もあって戦いを決意した後はコンボチェンジ目白押し。あまりにも多くてドレを使ったのか覚えていない。
その前のプテラノドンヤミーも含めると一体どのくらいの量になるのやら。


Movie大戦編
翔太郎&フィリップはメモリーメモリを持つプテラノドンヤミーを追って、
映司は飛び去った3つのメダルを追って1箇所に集まる。
両者の態度からして前回のMovie大戦と絡めているようだ。
ただ、映司とは変身後でしか会っていなかったような・・・、いや、変身前に会っていたか。
後亜樹子ウルサイ。
いくら仮面ライダーで大変な思いをしていても自分とは無関係な人に八つ当たりするこたあ無いだろう。
けど、そんな亜樹子を説得できたのも映司の性格なんだろうね。

モリーメモリと三つのメダルは一つとなって仮面ライダーコアが誕生。
コアの誕生はこうだったか。
ただ、スカルの記憶とメダルの力で誕生したみたいなので、
過去の仮面ライダーの記憶から誕生したと言い方にはちょいと語弊があるような気がします。

コアのパワーは圧倒的なのでその力の源を立つべくダブル&オーズは地球の中へ向かう。
ダブルの決めポーズ&決めセリフを素直に喜ぶオーズは無邪気だな。
まあオーズには決めポーズも決めセリフも取立て無いからね。

地球内部での戦いもコアに押されるダブル&オーズ。
そんな時アンクはクジャクとコンドルのメダルをオーズに渡す。
そしてタジャル誕生。その余波でダブルもCJGXに。
タジャルとCJGXのダブルキックでさしものコアも倒されると。

倒した後、ダブルは無事帰ってこられたけど、映司は反対側のブラジルへ行っちゃう?


全体的に見て
今回はイマイチだったなあ。
Movie大戦編は良かったのですが、ダブル編とオーズ編がちょいとね。

ダブル編では照井と亜樹子の結婚は全く関係が無かったので
スカル誕生の話は現代と絡めずに純粋にやった方がもっといい感じにできたように思えます。

オーズ編では制作時期の関係もあってキャラの行動が少々極端でした。
いくら映司が無欲だからといって見ず知らずの人にお金を無償で渡すのはやりすぎ。
あのシーンではてっきり給料を渡しているのかと思いましたから。


さて、最後に夏の映画の宣伝がありましたが、
また電王かよ
もういい加減ウンザリしてきたわ。
次は40周年記念ということでオールライダーネタをやるみたいですが、
それならばディケイドの方が合っているじゃないか。

デンライナーは時間を越える事はできても次元を超える事はできない。
過去の作品の紹介的なものならともかく集合させるのには無理があるぞ。