話題を呼んだ学研の図鑑シリーズ「超人」を買いました。
いやはやホントここまで本気を出して作るとはねえ。
作中に登場した超人達はほぼ網羅していると思われる。
第1話からのリアタイ世代で単行本も全部持っていて収録されていない読み切りも読んだって人でも全部分かるかどうか。
なにしろ僅か数コマしか出番のないメンツも掲載されていますからね。
もしかしたら扉絵に掲載されただけの者もいるかもしれない。
超人紹介の他には闘ったリングがあった世界各地の紹介があり、オモシロ起源説(サンシャイン命名)がどのようなモノだったのかが記載。
記事もオモシロ起源説と称されている拘りっぷり。
また、巻末には超人達の各属性の社会構造について記載されていましたが、原作者があそこまで考えているとは思えないんですよねえ。
（整合性をまったく気にしないゆでなんだし）
特に正義超人の３権分立なんてもっともらしい記述がありますけど絶対そんな事考えていないと言えるシロモノだ。
他には超人強度にも触れており、
超人強度は絶対的な差ではなく鍛え上げたり、技や精神力などで差は埋められると上手く説明できている。
実際作中では大きな差があっても勝っているからね。
そしてなんといってもカラーページの各ページの下部にある肉ちしき。
うはちょっとしたまめちしきなんですが、これがまたイカしている。
例えば悪魔将軍がジェロニモにスピンダブルアームをかけている際、それをみているメンバーの中にジェロニモがいましたが、
これを早すぎて幽体離脱していたというトンデモ理由にしていた。
ファンとまでいかなくてもキン肉マンにそれなりに思い入れがあれば買った方が良いと言えるシロモノです。
正直言って3000円以上出す価値はある。
