仮面ライダーウィザード 第9話 「ドラゴンの叫び」

感想

ボロ負けした晴人。
でも心までは負けていなかった。
その理由は失う事の怖さを知っていたから。
牛縄させない為に守りたいという気持ちが強かったから。
そして、洋樹に自分と同じ状況にさせたくなかったから。

この心情を語った晴人は完璧にヒーローしていました。
ヒーローは他の誰かの為に戦ってこそヒーローだからね。

そんな晴人にコヨミは嫌な感じがする指輪を渡す。
こっちはこっちでヒーローを支えるヒロインといった感じでした。

けど、その指輪は何故か使えない。
再三の使用で発動した。のではなく晴人自身のアンダーワールドに行ってしまう。
そこで語りかけるのは晴人の中にいるファントム。あいつ人語が使えたのか。
今までのファントムも皆普通に喋っていたからドラゴンが喋っても何の不思議も無いか。
この会話によると晴人の中にいるドラゴンは本当に無理矢理従わせているだけなんだな。
新しい魔法石はそのドラゴンの力を断片的に引き出すモノ。
だからコヨミには嫌な感じがしたという事ね。

この新しい力フレイムドラゴンの力でフェニックスを倒したのですが、やはり無事でしたか。
さすがはフェニックスと称されるだけの事はあります。
これで倒される度に強くなるだったらかなり厄介な相手になるんですよね。

で、1つ疑問。
美樹子を襲った理由は両親を失うという絶望を与えようとしていた訳ですが、
なら何故最初は洋樹にグールをけしかけたのだろう?
その辺がどうにも不可解だ。

次回は前に出てきた国安がついに動き出すようだ。
ファントムの事を知っているあたり今後色々と関わってきそうだ。
年末あたりに登場するであろう2号ライダーにも関わってくるかもしれません。