以前iPhone地図が滅茶苦茶な表示をしたことで話題を呼びましたが、
その真相が明らかになったようです。
滅茶苦茶になった原因は「ずさんなエンジニアリング」。
まずデータ作成に使われた地図が2010年以前（つまり2年以上前）のモノ。
その為現在は無い建物や2年以上前には無かった建物などが影響を及ぼしました。
次の問題は緯度経度。
日本では日本独自規格を用いていたが02年度からは国際基準に変更しました。
が、国内用の地図データではまだ日本測地系を使っていたのがあり、
これらは国際基準値に変換しなければいけなかったがそれが行われてなかった。
これらに加え、各施設のカテゴリにも誤りが入った事でかのような問題が起きたという事です。
ガンダム駅はさらにさらに問題があり、
場所によって施設の属性を自動変換する事で起きたとの事。
今回このような事が起きたのはアップルの体制に問題があったようです。
アップルは地図の作成に関しては皆無だったそうだ。
そのような状況で老舗、且つ大手であるグーグル等を相手にしなければならなかったので
そこで無理が生じたのでしょう。
今回の事例は知識不足という面もあるようなので
それらが蓄積されていけば精度は上がっていく事でしょう。
http://www.nikkei.com/article/DGXZZO47270450V11C12A0000000/
