映画「仮面ライダーフォーゼ THE MOVIE みんなで宇宙キターッ!」感想

こちらは仮面ライダーフォーゼ THE MOVIE みんなで宇宙キターッ!の感想です
同じくネタバレありなのでご注意ください。

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今回は前振りからして殆ど期待していませんでした殆ど予想通りでした。
アクションシーンはかなり良くてスイッチも沢山使ったのも良かったのですが、
やはりストーリーがねえ。

そもそも大鉄人やキョーダインを登場させる必要性が全く感じられない。
キョーダインは発表時のインタビューで「似ているという意見があったので意識せざるを得ませんでした」と公言していたので
その時点でマトモな扱われ方はしないだろうと思いましたが、
まさか完全にな悪役として登場させるとは思いませんでしたよ。
それも脳されていたとかじゃなくて正真正銘の敵としてだ。
普通に適当なゾディアーツでも良かったのでは?
ゾディアーツでありながらホロスコープを越える力を持った者とかね。
大鉄人も宇宙関係だから競演させましたレベル以上のがありませんでした。

又、最初敵みたいな感じで登場したインガは実はコッチが味方で
味方だと思っていたレガシーの2人が敵でしたというのも
ありがち過ぎて即刻分かってしまい新鮮味はありませんでした。
これはTVでも似たような事を散々やっていたからね。

特にダメだったのがフュージョンステイツ誕生の経緯。
天高生徒達に想いの力で誕生ってまんまダブルのCJGXじゃないか。
40個のスイッチを同時にという差はあっても皆の力でパワーアップという点は全く同じ。
でもコレは作中で使われるアイテムの違いによる差でしかない。

そして、極めつけは意味も無く登場する財団X。
しかも今回は格闘技習得しているだけの人1人にボコられるだけ。
これが冒頭から登場したせいであきれてしまった。

いわば過去のやった事の真似事やネタを使っているだけでオリジナルが無い。
これらが全て止めて純粋にオリジナルでやればかなり良かったのに。

さて、例によって新ヒーローのお披露目があった訳ですが、今回は変身前の状態は出てきませんでした。
能力も大して見せた訳ではありませんが「動けばカッコいい」という法則は健在でした。
あとは本筋が面白い事を願うばかりです。