仮面ライダーウィザード 第51話 「最後の希望」

感想

ついに賢者の石を手に入れたグレムリン。けどすぐには人間には戻れないようで。
その結果やった事が魔力収集の為の無差別殺人。
人間だった頃からサイコキラーだったとはいえ、こいつ絶対人間じゃねえわ。

そんな中、真由、譲、山本が再び戦う決意をしたのは素でカッコよかった。
さすがにグレムリンには勝てなかったとはいえ、彼らは見事にヒーローしていました。
特に山本は当初は無理矢理魔法使いにされた事を忌諱していたのにも関わらず
これから生まれてくる子供のために戦う事を決意したのはかっこよかった。

晴人はというと、ここで始めて自分のために戦うというのは他の3人とは真逆であるものの、
今まで他の人のために戦ってきたからこそできる事。
さらに、ウィザードは指輪をしているという理由からパンチをしないとしていましたが、
つけていた指輪が壊れた事でここで始めてのパンチ。
この始めてのパンチは賢者の石を取り戻すためだっただけに使った事以上の重さがありました。

さらに取り戻した賢者の石の力でグレムリンを倒す事に成功。
インフィニティではなかったものの、コヨミを救うという表現としては申し分なかった。
コヨミは復活しませんでしたが、これでいいのだ。
既に亡くなっている以上生き返らせてはいけない。
ましてや当人がこのまま眠る事を望んでいるのだから。

ストーリーそのものは今回で終わりですが話はまだ続く。
残る2話は特別編で平成ライダーが集合する話。
ディケイドが「ウィザードの世界」と言っていたので
少なくともディケイドはオリジナルみたいですね。