トッキュウジャーVSキョウリュウジャー 感想

トッキュウジャーVSキョウリュウジャーを見に行きましたのでその感想です。
ネタバレありなのでご注意ください。

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今回の敵は創造主デビウス。
デーボスが倒されたので地球にやってきた、という訳ではなく
単に復活するためにというのは結構めずらしいタイプだ。

トキュウジャーの攻撃はデビウス軍(立場的にこう表記します)には効かないけど
キョウリュウジャーの攻撃はシャドーに効かないというのは
強引ではあるものの共闘させるには十分な理由でした。

でもそれだけじゃなくお互いが攻撃を通用させる方法が武器の交換。
これは空蝉丸が6号用の武器ユウドウブレイカーで通用したからで
使う理由も普段からよく投げ捨ててしまうのを拾って使ったというごく自然の流れでした。

トキュウジャーは子供にされるのですがそれをやったクロックシャドーは
まるで子供番組の司会者の様な口調がかなり面白かった。
クローズ達もそのノリに合わせていますし。

ニンニンジャーの顔見世はこのクロックシャドーが出てきた時に登場したのでかなり早い段階で登場。
ちょうど子供されて撤退直後だったので遭遇も無し。
それだけじゃなく名乗りもキチッとあり技もそれなりに見せてくれました。
ここでクロックシャドーが倒される・・・・という事は無くクライナーを呼んで退却したので健在。
クライナーを呼んだという事は巨大戦もやるのかと思いきや忍術で縮小されるというトンデモ展開。
今時はそんなのありかと思いましたよ。

トキュウジャーとキョウリュウジャーはと言うと恒例のバラバラはありませんでした。
その変わり対立する事も無くお互い打ち解けてのドラマが強調されていた感じです。

デビウス軍はと言うと配下のサラマズがキャッスルターミナルに赴き協力をえるのですが
シャドーの闇を利用していただけという悪役ぶりをみせてくれました。
サラマズは後にクロックシャドーの暴走する闇を取り込んで巨大化するんのですが
それがTVの宣伝も使っていた電車ごっこ形態。
外観はふざけているように見えて攻撃はなかなかのモノでした。
ここで戦隊側は最強形態を出して、さらに獣電池とレッシャーを交換して攻撃したのは
上記の交換しての攻撃が生かされていました。
しかもトッキュウレインボーとギガントキョウリュウジンで使うのが同じ13個。
意図してやったわけではないものの、この同じ数というのがこんなにも上手く機能するとは思わなかった。
ただ、ここでこれを使った時点で予感はしましたけどこれ以降の巨大戦はありませんでした。

この後のデビウスとの戦いで直接戦ったのははライトとダイゴだけではあったものの、
さらにその後はキョウリュウグレーらも参戦しただけじゃなくまさかのシャドー参戦。それも味方としての。

あと随所に込められたネタがかなり生かしていたんですよ。
キョウリュウジャーの名乗り時の爆発に巻き込まれるトキュウジャーや
戦う事を選んだライトとそれを止めようとする車掌との格闘戦、
さらにはクロックッシャドーのノリに合わせてしまう空蝉丸などなど。
そして何と言っても終盤で協力体制をとったシャドー。
ここでまさかネロが戦隊メンバーと同じ名乗り(しかもバング映像で)をやるとは思わなかった。
しかも他は誰もやらないので思いっきり浮いている。

んで、最後の戦いは巨大デビウスと総勢20人(等身大)との戦いというスーパー戦隊では滅多に見られない光景。
しかもウチ4人は本来は敵。
この戦いの光景も映画だからこそできるものでした。

今回はドラマパートの面が強い、且つ戦う事の意味を強調した部分があったので
あんまり明るいノリではなかったものの、上記のネタで上手く中和していた感じでした。
この辺をやらないで恒例のバラバラをやっていたらもっと感じ方も変わったでしょうね。

次の映画はヒーロー大戦か。
幻のライダー3号を登場させるのでそれがどのような立場にするんでしょうね。