仮面ライダーウィザード 第31話 「涙」

感想

晴人が魔力を失った事に責任を感じているあたり仁藤はキッチリお互い分かり合っているんだな。
けど、当の晴人は色々混乱してしまっているようだ。
輪島が言うように元々望んで得た力ではないとはいえ、
その力で多くの人を救ってきただけはあってそれができなくなった事が辛いんでしょうね。

晴人が魔力を失った事でその魔力を貰って存在できたコヨミは助からない。
プリーズの指輪を置いていった時はまさか自分の中にある残りの魔力をウィザード復活の為に・・・
とはなりませんでした。
なんだかそんな感じもしていたので不安でしたが杞憂で済んで良かった。

その代わり晴人が流した涙で力を取り戻すという形式。
ベタではありますがそこに行き着くまでの過程がキッチリと出来ていたのは良かった。
そして、最終形態インフィニティ登場。
今までとは近い形式で得た力とはいえ圧倒的だな。
初登場補正もあって迫力満点でした。


気がかりなのはその様子を見ていた白い魔法使いは「面倒な事になった」とつぶやいた事と
ワイズマンはグレムリンメデューサの上官にした事。

白い魔法使いの言葉の意味は全くの謎ですが、己の目的にとって困る事なんでしょうね。

そして、ワイズマンがグレムリンを許したばかりかメデューサの上官にた理由。
それは彼が「自分はグレムリンじゃなくてソラだから」と言ったのが理由かと。
さらにその状態をワイズマンと同じとと言った事。
この言葉から察するとグレムリンはゲートを破り誕生はできたけど、精神は人間のまま。
いわばゲートだった人が逆にファントムの体を乗っ取ったような状態という事ではないでしょうか?