感想
神様の手によって再び全ての世界がトジルギアに封じ込まれてしまった。
だが介人のいた世界だけは閉じられなかったようだ。
1つだけ残された理由。
それは神様が次々と世界を作ったけど創りすぎたから。
自分は創るか壊すしかできない。
だけどせっかく創った世界を壊すのはもったいないかと。
創造神にありがちな自分が作ったものをどうしようが自由だろにはならないどころか
ここで壊すという選択を最初からしなかったあたり結構マトモな神様だったな。
記憶を取り戻した介人も厄介として消そうとはしなかったし。
そればかりか自分と勝負して勝てはトジルギアのありかを教えてくれると。
という事で神様はゼンカイジャーの姿に。
こちらは予告の段階で分かっていましたが
挑戦を受けた介人は皆の姿となって共に戦った事の重要性を説く形だったとは。
全員がいたのはこうした意味だったのね。
それだけにゾックスだけじゃなくステイシーもいた意味が全然違って見えました。
介人にとってステイシーも大切な仲間なんだなあと。
そして決着は・・・じゃんけん?
まさか全ての世界の命運をかけた戦いをじゃんけんで決めるとは。
そのじゃんけんの結果は介人の勝ち。
ここ介人がパーで神様がグーなのはグーが閉じるでパーが開くって解釈があって
中々面白い解釈だなあと思いましたよ。
この勝負の結果は運ではなくて神様が介人の言い分を受け入れていたというのは良い感じでした。
これで全ての世界が解放されて、ばかりか功博士と奥さんの手で並行世界ゲートが完成し並行世界との交流が生まれる。
いやまさかそんな結末を迎えるとは思わなんだ。
最終回を迎えて
縦軸は最低限にして1話ごとの楽しさを重要視したといった感じでした。
(作中で起きている事は大変な事態ですが)
それだけに前の話をこと細かに気にする必要がなく気軽に見る事ができる作品でした。
とはいえ、ゲゲに憑依していた神様の言動はちょいと気になるので
機会があればまた最初から見てみたい気分です。