天装戦隊ゴセイジャー epic50「地球を護るは天使の使命」

ストーリー

ブラジラのパワーの前に成すべも無いゴセイジャー
それでもアラタはあくまで5人で戦おうとする。

そんな中、遂に日食が起きる。
ブラジラはダークゴセイポワーを3本の楔に注ぎ込もうとするがゴセイジャーはソレを何とか阻止。
だがブラジラも諦めずにビービ虫を使い巨大化。
アラタタチはスカイランドシーゴセイグレートで戦いを挑む。
その力によりどうにかブラジラを倒す。

それでもブラジラはまだ生きていた。
作戦続行をしようとするがアラタの決死の攻撃で遂にブラジラを倒す。
が、ブラジラは最後のあがきでネガー・エンドを発動ささせる。

ゴセイジャーは発動されたネガー・エンドを阻止する為に3手に分かれる。
強大なダークゴセイパワーの前になかなか阻止できない。
そんな時、アラタの思いと5人の絆によりゴセイグローバルが発動。
その力でネガー・エンドを遂に止める。ソレばかりか作用で天の塔が再生する。

体が復活したマスターヘッドはしアラタら5人が正式な護星天使と認められた事を知らせる。
同時に護星界への帰還を命じる。
だがアラタはまだ未熟だから帰れないと言う。
マスターヘッドはそのお願いを受け入れてアラタ達は地上に残る。

彼らは更なる研修へと向かう。


感想

ブラジラのしぶとさはハンパじゃあなかったなあ。
ここまでしぶといとホント脅威だ。
倒したと思ってまだ生きていて、完全に止めを刺したと思えば命問い引き換えにネガー・エンド発動。

ネガー・エンド阻止は大変なように思えて意外とアッサリでした。
ただ、それと同時に天の塔を再生させたのはちょいと強引過ぎたなあ。
折角VS映画で太陽フレアの力とゴセイパワーで護星界への道が開けるとやったんだから
同じ事をやっても良かったのでは?

今回が最終話なのにlast epicではなかったのはVシネマがあるからなのね。
Vシネマで出していた戦隊VSが映画となったので開いた枠を利用しているんだろうなあ。


最終回を迎えて
シンケンとはうって変わって極めてスタンダードな作りでした。

戦隊としては初めて敵組織が交代するという事をやりましたがバランスが少々イマイチな気もします。
異星人→地球由来生物→元人間と戦いにくい相手にはなっているものの、目的の規模からすれば順番は逆の方が良かったかもしれません。
話も少々平坦で波が無かったのが残念。
特に各組織との決戦はもうちょっと盛り上がっても良かったんじゃないかな?
タイミングの問題でハイパーゴセイグレートの出番が殆ど無かったのも残念。

ですが作中で何度も使われた「諦めない」という言葉は大変な事でも諦めずにやればできるようになるというメッセージと見て間違いないでしょう。
そういった面では見事に初志貫徹になっていて素晴らしいものがあります。
この諦めないという事と仲間との信頼という面においてはとても良いデキといえます。