仮面ライダー1号感想

見に行きましたのでその感想です。
ネタバレありなのでご注意ください。

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春映画はコレまでオールライダーでしたが今回は1号主演の単独映画。
同時に現行であるゴーストandスペクターも登場。
その事もあって今回は変身前から登場し、変身しない状態でのアクションシーンもある。
それだけじゃなくドラマパートでもガッツリ登場。

特にタケルとのやり取りは完全に先輩と後輩で貫禄が違う。
中でも「命は最も尊い」という言葉に対して「なぜ尊いのか」と問うのは
本郷猛としてではなく藤岡弘としての言葉の様にも感じ取れました。
あの言葉は本当に色々考えさせられます。

そして新たなショッカー、ノバショッカー。
コレまでとは違い復活したショッカーの変名ではなくショッカーから分派した新しいショッカー。
そのためショッカー同士の戦いというコレまでにない全く新しい要素でここは新鮮でした。
それだけじゃなくノバショッカーが目指した経済面での支配でやったのが電力関係。
電力の自由化が今丁度始まったこのドンピシャな時期にやるのは狙ったとしか思えない話でした。

ショッカーは藤兵衛の孫麻由の中にあるアレキサンダー大王の眼魂。
眠りについている地獄大使が何者カから教えてもらったようですが正体は結局謎のまま。
この辺はゴースト本編で分かってくるんでしょうかね?

その眼魂は結局ノバショッカーの手に渡り、猛もついに倒れてしまう。
この時点で話がまだ続く事は分かっていてもやはり、死亡という扱いは心に響きます。
やはり序盤で生命について真剣に話していただけに思うものが色々出てきてしまった。
ま、結局復活するんですけどね。

クライマックスはゴースト、スペクター、1号3名とノバショッカーの戦い。
だけではなくこれに地獄大使も加わる。
ここで三つ巴にはならず共闘関係になるのは全くの予想外でしたよ。
確かにノバショッカーはショッカーとして野放しにできない裏切り者ですがそれは1号とて同じ事。
それだけに隙を見てライダー共々・・・ではなく本当に共に戦った。
アレは恐らく純粋に正面気って戦って決着をつけたかったんでしょうね。
アレキサンダー大王眼魂で暴走したノバショッカーのボスウルガを倒した後、
その眼魂を使わずに1号と戦おうともしていましたからね。

最後、猛は再び旅立ちますが、何かあればその時はまた帰ってくるでしょう。
(その時はかつての戻っているでしょうけど)